2020年2月13日、岐阜県郡上市立北濃小学校の5・6年生の皆さん(20名)に、ロボットトイ「 toio™(トイオ)」を使って「新しいあそびを作る」ミッションに挑戦していただきました。
プロ学とSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)が提供している遠隔でのキャリア教育授業の模様を、写真とともにお届けします。

まずは北濃小学校と東京のSIEオフィスをインターネットでつなげて準備完了。

toio開発者の田中さんが、自己紹介も兼ねてビルから東京の様子を映してくれました。


子ども達からは東京だー!ビルだー! と歓声が上がりました。
また、先生の提案でアイスブレイクとして遠隔越しでじゃんけんをし、勝った代表1名と田中さんで「あっち向いてほい」を実施しました。

アイスブレイクでの「あっち向いてほい」の様子

会話を楽しんだあとは、いよいよ「新しいあそび」のアイデアを発表する時間です。
「toioを使った新しいあそび」は、北濃小の生徒の皆さんが何時間もかけて考えて準備をした努力の結晶です。それをtoio開発者である田中さんにプレゼンしていただきます。

子どもたちのアイデア

■タイトル   : ポールサッカー

■対象     : 中学生

■あそび方   : ①toio™(トイオ)にあつ紙をテープでくっつける
          ②紙コップを置く
          ③キャップをテープでくっつける

■あそびのコツ : 障害物を増やしてみよう

発表の様子
実践も見せてくれました

発表後の質疑の様子


田中さん
まず、中学生向けにしたのはなぜですか?

■子どもたち
小学生向けにしたのですが、つくるのが難しいので、中学生にしました。

田中さん
やってみて決めた?

■子どもたち
やってみて決めました。

田中さんからのコメント
やってみた途中で作り方を変えたり、ルールを簡単にしたり、対象者を変えたりするのもいいと思います。
やってみることで見えてくることもあるので、やることはすごい大事ですね。
サイコロで転がらないこと、腕がついてるなど工夫があってすごいいいですね。
同じサッカーを題材にしたチームがあったですが、同じことを考えつくことはよくあることなので、ぜひ一緒に話し合ってみてもっと面白いものを考えてみて下さい。



各グループの発表に田中さんから

・なぜそのアイデアを思い付いたの?
・難しかったところは何ですか? と質問を受け、

子ども達は戸惑いながらも
自分たちの考えを田中さんに伝えていました。



岐阜と東京という離れた場所をつなぐことで、北濃小の生徒さんには「自分たちで考えたアイデアを直接開発者に届けてコメントをもらう」という体験をしていただくことが出来ました。この機会を通じ、働く事の大変さややりがいを感じてもらい、自分の将来や学校の外にある世界について考えを巡らせてもらえることを、関係者一同願っています。



SIE株式会社の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/sie/

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