9月16日(水)長野市立鬼無里小学校の皆さんに、
株式会社ニチレイフーズと「冷凍食品の技術を学び「今までにない新商品」を開発しよう」の課題解決型授業を遠隔授業で実施いたしました。


今回の授業レポートでは、子どもたちが発表した内容を中心にお伝えします。

子ども達の発表アイデア1

山と海を一度に食べれるチャーハンです。
また,企画してくれる静岡大学を意識した静岡と山梨の特産品をあわせた新商品を考えました。

講師からのフィードバックとやりとり

ポイントを絞ってくれて明確でよかったです。このチャーハンの目的がすごく伝わってきてすごく良かったです。あと,声が大きく立派に発表できていてすごく良かったです。いま,発表にあった「あっさり」感はニチレイにとっても課題で,いま,皆さんに言われてズバッて来ました!今日はすごい参考になりました!ありがとうございます。

開発の視点からアドバイス 全国販売になるとすごくたくさんの原材料がいります。そこで,サクラエビがどのくらい多く取れるか,年によって収穫量も変わると思うので,そこまで考えて作ってみるとよりよいと思いました。

発表用ワークシート
子ども達の発表アイデア2

ピリッと辛く,ふわふわ卵で,具だくさんなチャーハンを作りました。大人にも子どもにもおいしいって言ってもらうチャーハンを作りました。

講師からのフィードバックとやりとり

いい意味で欲張りで子どもも大人もおいしくて具だくさんですごいいいチャーハンだと思いました。
辛いってのがポイントだと思いますが,辛い物がトレンドだと思いますが,そのトレンドを抑えている点がすごくいいと思いました。
商品名ってすごく大事で,分かりやすくて,食べてみたい!って思えるかどうかが大事です。この商品はすごく分かりやすくて,食べてみたいと思えるのですごく良いですね。あとは,実際つくってみると,意外と合わないこともあります。なので,一度作ってみてうまくいくかやってみるとより良いと思いました。

グループで発表しました。
子ども達からの質問タイム

アイデア発表後に、子ども達から講師の方へ質問の時間を設けました。そのやりとりをご紹介いたします。

子どもたちからの質問①
商品を考えると時にいろいろ考えたんですが,ニチレイさんではどんなことを考えて新しい商品をつくりますか?

質問の回答
本格炒めチャーハンを開発をしていましたが,色んなお店に行って,チャーハンを食べてみて,みんなで話しながらお客さんの立場になって考えました。

子どもたちからの質問
商品を作るとき,どんなことに苦労しますか?

質問の回答
一番大変なのは,手作りでは美味しいものを作るのはできるんですが,大量に同じものを作るのは,難しくてすごく苦労しています。今川焼も1日18万個つくっています。そこの商品開発が一番大変になります。

講師メッセージ

今日はすごい刺激的で,みんなからとってもいいアイデアをもらったので,それをもとにこれからも,良い商品を作りたいと思います。今日はありがとうございました。


今回の授業では,発表の時間に入る前に,ニチレイフーズさんの本社のある築地や会社の様子を見たあと,子ども達から学校の周りの様子を見せてくれ、遠隔ならではの交流を行うことができました。

ニチレイフーズ株式会社の授業の詳細は、こちらのページから確認できます。
https://progaku.com/nichirei-jissen/

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