1月20日(水) 群馬県昭和村立大河原小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア1

アイデアのタイトル:エアコンの省エネ方法

  • 班名 : 5年2班
  • アイデアの説明
     冬は、なるべく厚着をします。また、いくつかのエアコンを使う時は、同じ部屋に皆が集まって、エアコンを使う台数を減らすことも考えました。他にも、窓の隙間から冷気が入ってきてしまうから、窓に断熱シートを張ることも考えました。
     夏は、窓を開けたり扇風機をつけたりすることや、氷まくらを使って寝たり、薄着をしたり、あと、留守の間はエアコンをつけないようにすることで、省エネができると考えました。
     この方法でいつもの20分から25分くらい省エネができたと思います。
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師からのコメント

エアコンは家電の中で一番消費電力が高いので、いかに抑えるかが省エネの鍵です。冬については皆で厚着するのもすごいいい方法ですね。エアコンは使わない時は電源を抜くことも大切だし、室内温度と設定温度の幅が大きいほど、電力を使うので、なるべくその温度の幅を縮めるようにするのが大切です。
ちなみに、この冬、皆は、大掃除をしましたか?

はい、しました。

こまめにお掃除をして、埃をとってからエアコンを使うことも、大きな省エネにつながりますよ。

子ども達の発表アイデア2

アイデアのタイトル:ホットカーペットと床暖の省エネ

  • 班名 : 6年生2班
  • アイデアの説明
    朝食をたくさん食べて体温をあげること。ホットカーペットや床暖で床が暖まったら、消すか弱める。また、足が冷たかったら、スリッパを履いたり、外出時は電源をオフしたりすることで節電ができるのではないかと考えました。
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師からのコメント

私も毎日床暖を使っています。エアコンよりも電力を使わないし、私の家は床暖がガスなので完全に省エネです。
私が一番すごいと思った考えは、朝食を食べることで、体温を上げる省エネ方法を考えてくれたところです。朝食は体温を上げるだけでなくて、脳を起こす作用もあるので、みなさん、朝食は必ず食べてくださいね。
ちなみに、朝食を食べていない人はいますか?しっかり食べていますか?

はい、食べてます。

普段何気なくやっているご飯を食べるということに着目して、それが省エネにつながる方法を考えてくれたのは、すごくいい考えだと思います。
ちなみに、ホットカーペットは起動してから温めるまでが一番電力を使います。なので、もし30分程度の少しの時間だけ使わないのであれば、電源を消さない方が節約につながります。また、必要に応じて、温める場所を変えても、省エネにつながりますよ。

子ども達からの質問

富士通の人にとって、省エネで一番大切なことはなんですか?

環境を大切にすることが最も大切にしています。エネルギーは皆が大人になるまでに無くなるものもあるし、温暖化のような環境問題もおきています。省エネだけでなく、環境全体を考えて生活していくことが肝心です。皆が将来、安心して生活できることを考えて、これからも節約していくことが大切ですよ。

尾池さんが、富士通さんに入ったきっかけは何ですか?

私はもともと、システムを作るプログラミングの学校に入っていました。なので、それに関係する仕事に就こうと思ったのがきっかけです。例えばATMや図書館、公民館の予約をスマホやパソコンなどでできるようなシステムを作っていた経験があり、そういったことを続けたくて、富士通に入りました。

富士通株式会社の講師からのメッセージ

皆さんと環境について考えられたことがすごく嬉しかったです。画用紙の絵も分かりやすくて、字もきれいで、見ていて、皆すごいなと思いました。

皆さんはもう高学年です。下の学年の子たちをひっぱっていけるような存在になってくださいね。

また、これからも一人ではなく小学校全体で、環境について考えて、省エネについて取り組んでいってくれればなと思います。そうすれば、皆が大人になった世界も、すばらしい世界になっているのではないかなと思います。今日は、ありがとうございました。


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